
|
|
ルードヴィヒスブルグの骨董市(4)
画像は、ドイツの古物市でよく見られる、食器のシリーズです。買ってそのまま、食器棚に入れ込んでいたもの、先代から譲り受けたけれども、もう使わないと思ったもの。そういう域に入っている、少し古いお茶のセット。どうかすると、現代のアジア輸入品よりも、しっかりした現地材料の生地で作ってあります。
磁器の生地そのものは、大変しっかりしたものが多いのに、装飾はプリントが主体。これに赤金をくるりと回したものが多いようです。現存している大手メーカーの、2,30年昔のものであれば、そのプリントもしっかりしています。
ドイツでは、ボーンチャイナに人気がありません。そもそも、カオリンの入手にはあまり困らなかった歴史があります。また、ドイツ人の好みとして、乳白色で軟らかい雰囲気の焼き物は苦手だったかもしれません。灰白色で硬く強く、焼きしまった磁器が一番良く好まれています。
そういう意味で、お茶やサロンの文化は、イギリスやフランスを真似して、導入されていたかもしれませんが、その茶道具は、こちらの人らしい、好みのものが改めて作られたようです。今では、コーヒー・メーカーが各家庭にあるので、こんなポットが必ずしも使われるとは限らないですね。
でも、お茶のときには、コーヒーや紅茶(茶葉を除いたもの)を磁器製のポットに改めて移し、下に火をつけたキャンドルを置いて冷めないように温めておく、ウォマーを使うときもあります。淹れたら座りっぱなしでOK。磁器製のウォーマーとポットがセットになったものもあります。
<2007年11月30日 伏見 緑 >
|
|
|
 |